大阪の全羅道道民会(丁永熙会長)は2月7日、大阪市内のホテルで「新年」を祝った。会員ら120人が参加。丁会長は、「民団、商工会とも協力しながら、韓日親善がさらに深まるよう力を尽くしていこう」とあいさつ。同会で30数年以上会長職を担った張斗會名誉会長ほか4人に花束が贈られた。
東京の在日全北道民会(金誠立会長)は本場のパンソリを会員とともに楽しむという趣向の新年会。日本では本格的な国楽公演を楽しむ機会が少ないとの同道民会からの招請に、南原市立国楽院が応えた。パンソリは「沈清歌」からの有名な一場面。このほか、器楽合奏や舞踊も。2月15日、東京都内のホテルで120人が鑑賞した。総会では新会長に韓政熙さん(前副会長)を選んだ。
東京の在日全南道民会(具末謨会長)は2月8日、昨年6月のNHK交響楽団ソウル公演を鑑賞するツアーに会員とともに参加した日本人市民ら20人を今年、初めて「サポーター」として招いた。具会長は、「道民会は会員だけでなく、広くその身内、ファミリーを含めた集い。全南を思い、誇りに思う気持ちを一緒に共有できたら」と述べた。会場となった都内のホテルは150人で埋まった。
東京慶尚南道道民会(朴昭男会長)は2月7日、東京・台東区の上野精養軒で開催。150人が新年を祝った。朴会長は、「道民会発足から今年で41年目。1世の郷里を思う気持ちを大事に、これからも道民会を発展させてきたい」と抱負を述べた。今年も4月2、3日に予定されている本国での植樹祭に参加する。
兵庫県慶尚北道道民会(金鍾億会長)は、安東市に6月、完成予定の新道庁に記念のモニュメントを寄贈する。2月1日、神戸市内の中華料理店で開催した第2回定期総会で決めた。会員80人が出席。
総会後の新年会で車得龍副会長が、「道民会の拡大と発展に力をあわせていこう」とした金会長のあいさつを代読した。
(2015.3.4 民団新聞)