「在日同胞民族教育の新たな道を問う」をテーマに、在日同胞の民族教育の実態を点検し発展方案などについて意見を交換するシンポジウムが9日、ソウル汝矣島の国会議員会館・会議室で開かれた。
主催した国会議員の沈允肇氏(セヌリ党)は「今年は光復70周年。在日同胞社会もこの70年間、構造的に大きく変化している。時代に見合った、次世代の民族教育のあり方が必要」としながら、在日同胞青少年たちがバランスのとれたアイデンティティーを形成し、韓日関係の新たな主役として育つよう、教育の現場を点検し総合的な発展案を模索しよう」と呼びかけた。
シンポには柳赫秀・横浜国立大教授、金相俊・近畿大教授、徐正根・山梨県立大教授をはじめ、鄭夢周・朝鮮奨学会代表理事、韓国国内の教育者と日本各地で民族教育に関わる教員らが参加し、民族教育の活性化方案、民族学級の拡大などをテーマに意見開陳と討論を行った。
国会外交統一委員会、外交部、教育部、在外同胞財団が後援。
(2015.4.22 民団新聞)