年内に初の国際大会も
中東4カ国を歴訪し、活発なセールス外交を展開した朴槿恵大統領は最後の訪問国であるカタールでは韓国文化・体育広報の先頭に立った。
7日、朴大統領は「韓国‐カタール文化交流の夕べ」にカタールのアル・クアリ文化芸術遺産部長官ら各界の要人とともに出席した。
同イベントは「飛上」と題して、韓国の国技院示範団とカタール王族の少年チームによるテコンド試演をはじめ、韓国フュージョン国楽チーム「コレヤ」とカタールの伝統楽器バンドの共演などで構成、両国が一緒にジャンプして飛び立とうという願いを込めて企画された。
カタールでのテコンド人気は急上昇中で、現在、約3000人が道場で修練しており、今年、世界30カ国が参加する「カタール・インターナショナル・テコンドオープン」を初開催する。
公演を観覧した後、朴大統領はステージに上がり出演者を激励しながら、「これまで、両国の関係は政治・経済が主流だったが、今後、文化・スポーツなど、幅広い分野での人的交流拡大を期待する」と述べた。
また、22年にカタールで開催されるサッカーのW杯について「成功のため02年大会での韓国の経験を共有し、最大限協力する」と伝え、18年平昌冬季五輪への協力と関心を訴えた。
(2015.3.18 民団新聞)