掲載日 : [2020-03-11] 照会数 : 6261
新型コロナ終息を願う…民団八尾支部で「ひな祭り」行事
[ 朴清常任顧問と「オリニバン」の子どもたち ]
【大阪】民団八尾支部(李章一支団長)は3日、日本の伝統行事「ひな祭り」を行った。韓国でも陰暦3月3日(4月2日)は「3月サムジッナル」といって、中国の江南に行っていたツバメが帰ってきて家に巣をつくる日とされる。
ともに女の子の健やかな成長を願う行事だが、もともとは季節の変わり目に災難や厄から身を守り、より良い幕開けを願う節句が始まりという。今年は猛威を振るう新型のコロナウィルスが1日も早く終息に向かってほしいとの願いを込めた。
祭りの発案者で、民団大阪本部副団長でもある朴清同支部常任顧問が御内裏様に扮した。同支部「オリニバン」の子どもたちも韓服に着替えて大はしゃぎ。同支部のデイサービス施設「ハナ集いの家 ムグンファ」「街かどデイハウス ムグンファ」に通う利用者とともにチラシ寿司とお吸い物、キムチの食事を満喫していた。
(2020.03.11 民団新聞)