掲載日 : [2021-09-30] 照会数 : 4599
甲子園での活躍に感動…民団大阪が京都国際高に支援金…3機関の総意
[ 李隆男理事長に目録を手渡す民団大阪本部の李元徹団長(左) ]
【大阪】民団大阪本部(李元徹団長)は14日、今夏の甲子園大会でベスト4入りを果たした京都国際学園に対し、同本部で支援金を手渡した。支援金は同本部3機関の総意で募った。併せて在日同胞企業の株式会社新井からはマスク2000枚の寄贈があった。
伝達式には同学園から李隆男理事長と朴慶洙校長が参席。民団からは3機関をはじめとする本部役員多数が出迎えた。李団長は「初出場の大会で逆転劇を演じ、勝利して韓国語の校歌が流れた時は、感動で胸が熱くなった。これからも活躍を期待している」と激励した。
李理事長は「ベスト4という結果には驚いている。春、夏の甲子園出場には全国からたくさんの支援をいただいた」と感謝の言葉を述べた。同時に「すでに秋季大会が始まっている。甲子園出場メンバーも半分残っているので来年につながるのでは」と期待を寄せた。
朴校長も「甲子園を通じて学校の存在を幅広くアピールできた。全国同胞のみなさんの応援に感謝している」と喜んでいた。
支援金は学園グラウンドの拡張、人工芝やネット整備などの設備拡充にあてられる。(2021.09.29 民団新聞)