掲載日 : [2021-09-11] 照会数 : 4547
【訃報】呉炳学氏(画家)
[ 2015年1月に行われた在日韓人歴史資料館のトークイベントで ]
呉炳学氏(画家)6日午後0時10分、肺炎のため川崎市中原区の病院で死去。97歳。葬儀は11日、近親者で。喪主は助手三浦千波(みうら・ちなみ)さん。
平安南道生まれ。1946年東京美術学校(現東京芸術大)入学後、中退。独学でセザンヌ、ゴッホ、ピカソなどの画集から学び、独自の画風を生み出した。50年代から韓半島の伝統衣装や舞踊、仮面や陶磁器を題材にした作品を手がけた。
68年個展(文芸春秋画廊、東京)、06年韓国ソウルで個展(仁寺洞学古斎)などの個展を開催。今年6月には「呉炳学・三浦千波展ー呉炳学97歳の世界を中心にー」(ギャラリー向日葵)を開催したばかりだった。
2001年呉炳学画集刊行。